宅建に合格したい・・!
しかし独学では限界があるし、できるだけ安い通信講座で合格できないかな・・
安く効率よく学習できなかな・・
この記事では、宅建の通信講座を安さで比較しています。
安いといってもプランが様々あり価格を下げればサポートも少なくなるので、安さと質のいいとこ取りをしたい方はご覧ください。
宅建通信講座の費用相場は?安いっていくらから?
宅建通信講座を選ぶとき、「できるだけ安く済ませたい」と考えるのは自然なことです。
ただし、安さだけで決めてしまうと「教材が古い」「質問サポートがない」といった落とし穴も。
まずは相場を知り、通学や独学との違いも含めて、バランスの良い選択を目指しましょう。
通信講座の平均費用はどれくらい?
宅建通信講座の費用は、一般的に3万円〜15万円が相場です。よく検討に挙がる5つのサービスを出してみましょう。
👑 スタディング:~3万円(最安値、コスパ重視)
🏅 フォーサイト:6~8万円(不合格時に全額返金制度あり、落ちてもノーダメージ)
🎖️ アガルート:5~13万円(合格時にお祝い金、条件によっては全額返金)
🎁 クレアール:3~7万円(質問サポートが無制限な点、合格お祝い金を考慮すると安い)
🛡️ LEC、TAC:7.8~20万円(安くはない、教材の品質や、通学オプションも考慮すると値段なりの良いサービスが提供される)
通信講座はそれぞれ価格も内容も異なり、金額だけを見るとスタディングですが、パフォーマンスも考慮して選んだほうがよいです。

宅建を攻略するには350~400時間が必要と言われます。この2倍の時間をかけられる人は独学でも全然OKです。
本当に 独学<通信<通学 の順で安い?
結論から言えば、通信講座は通学より圧倒的に安く、独学よりは少し高いです。
学習方法 | 費用相場 | 特徴 |
---|---|---|
通学講座 | 約10万円〜20万円 | 教室で直接学べるが高額・通学の手間あり |
通信講座 | 約2万円〜7万円 | 動画やテキストで自宅学習・サポートあり |
独学(市販書籍) | 約5,000円〜1万円 | 最安だが質問不可・挫折率高め |
通信講座は「安すぎず高すぎず」のちょうどよい価格帯で、コスパ重視の学習方法といえます。
「安い」だけで選んで大丈夫?
価格が安い講座でも、教材の質・サポート体制・合格実績が充実していれば安心して選べます。
ただし、次のような点には注意が必要です。
✔ 質問サポートがない or 回答が遅い
✔ テキストが白黒・見づらい構成
「安さ」だけに目がいくと、結局自力で調べる手間や追加教材費がかかる可能性もあります。
「自分がどんな学習スタイルに向いているか」を意識しながら、総合的なコスパで講座を選ぶのがコツです。
安い宅建通信講座ランキング【コスパ重視】
「できるだけ安く、でも合格を目指せる講座がいい」
そんな方に向けて、費用の安さのみに注目し通信講座をランキング形式でご紹介します。
安い=低品質というわけではありません。
コストを抑えながらも、動画教材・合格実績・返金制度などの”合格への仕組み”がある講座を厳選しました。
1位:スタディング(1万円台で始められる!)
プラン別価格(税込)
項目 | ミニマム | スタンダード | スタンダード 冊子付版 |
コンプリート | コンプリート 冊子付版 |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 14,960円 | 19,800円 | 24,800円 | 24,800円 | 29,800円 |
動画講義 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
WEBテキスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
製本テキスト | なし | なし | ◯ | なし | ◯ |
スマート問題集 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
セレクト過去問集 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
13年分テーマ別過去問集 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
合格模試 | 別売り | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
直前対策講座 | 別売り | 別売り | 別売り | 〇 | 〇 |
学習Q&Aチケット(1枚:1,500円) | 別売り | 別売り | 別売り | 10枚付き | 10枚付き |
スタディングはスマホ・PCで学べるeラーニング特化型の通信講座です。
製本テキストや質問対応はオプション別料金として削ぎ落とし、極力費用を安くして提供されています。
ミニマムプランだと約1.5万円で通信講座の中では最安値となっています。
・1本10〜15分の短時間動画でスキマ学習に最適
・スマホ1台でインプット〜アウトプットが完結
・質問対応コミプランでもいいし、必要なときに別途購入するプランもいい
とにかく「安さ」と「手軽さ」を重視するならスタディング一択!サポートは少なめですが、自己管理できる人には最強のコスパです。
2位:アガルート(合格で全額返金あり)
プラン別価格
プラン | 入門総合カリキュラムライト | 入門総合カリキュラムフル |
---|---|---|
価格 | 54,780円 | 107,800円 |
教材 | 入門総合講義、過去問解説講座、総合まとめ講座、模試 | |
サポート | 学習導入オリエンテーション、学習サポーター制度、オンライン質問サービス、オンライン演習サービス | |
強化講座 | ‐ | 択一解法テクニック講座、宅建業法ローラーインプット講座、過去問答練、民法判例問題攻略講座、直前答練 |
バーチャル校舎 | なし | ◯ |
合格すればお祝い金制度により、最大で全額返金があります(ただしインタビュー等が必要)。最初に費用はかかりますがお祝い金を貰えれば実質負担ほぼ0円という意味で、安い通信講座の2位と評価しました。
「安い」というよりは「実質無料化」を狙えるコスパ最強プラン、てことですね。最初に払う金額は高めですが、本気で合格したい人におすすめです。
3位:フォーサイト(高品質なのにコスパ良し)
プラン別価格
プラン | バリューセット1 | 2 | 3 |
---|---|---|---|
価格 | 59,800円 | 64,800円 | 69,800円 |
教材 | 基礎講座テキスト4冊、過去問講座5冊、模試1回、eラーニング、講義動画 | ||
追加講座 | 直前対策講座2冊 | 直前対策講座2冊 | |
追加答練 | 科目別答練講座、過去問一問一答 | ||
質問対応 | 10回 | 15回 | 20回 |
返金保証 | ‐ | ‐ | ◯ |
数ある宅建の通信講座で言えば真ん中ぐらいの価格帯です。それでいてフルカラーテキスト(紙教材あり)と約15分動画でわかりやすいと人気です。
合格率79.3%を明示しているのも注目で、講義のクオリティと価格のバランスがよく価格以上の満足度が得られると思います。
一定条件で学習を進めた人が不合格だった場合の返金保証もあるので、ある意味「安い」と位置づけてもよいのではと考えました。そして安心して受講できるのがメリットですね。
4位:クレアール(キャンペーンでかなり安くなる)
プラン別価格
プラン | バリュー | パーフェクト |
---|---|---|
価格 | 27,800円 | 59,800円 |
教材 | WEBのみ | WEB+製本教材あり |
質問対応 | 15回 | 無制限 |
合格時 | 3,000円 | 8,000円 |
内容 | 基本講義(30分x124コマ=62時間)、実力アップ演習講義(68コマ34時間)、法改正講義、直前チェック講義、総合模擬試験、問題集解説講義、公開模擬試験 |
バリューとパーフェクトはどちらも講義の内容は同一となっています。違いは「製本教材のありなし」、「質問対応の回数」、「合格お祝い金の額」のみです。
バリュープランは再受験者や独学者におすすめとなっていますが、初学者にもOKなプランです。
「キャンペーン価格」をうまく使えば、コスパはかなり高くなる講座です。(タイミング次第で価格が変動)
5位:ユーキャン(往年の通信講座は宅建も用意されています)
価格:63,000円(税込)
プラン、価格帯は1つのみですので迷うことはありません。
フルカラーのWEBと冊子テキスト+添削課題の構成です。5分間に収録した動画を900本も用意しておりスキマ時間でパッと動画学習ができるのがポイントですね。
昔からある定番講座で安心感があるのと、紙ベースの学習を重視したい人に向いていると思います。
お祝い金、返金、キャンペーン価格などの制度はありません。
💰️各講座の通常価格を一覧で表示!
宅建通信講座を選ぶうえで、価格やサポート内容の比較は欠かせません。
ここでは、主要な5講座について「費用・教材・サポート内容」を一覧で整理しました。
それぞれの強み・弱みを知ることで、より自分に合った講座が見えてきます。
講座 | プラン | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|
スタディング | ミニマム | 14,960円 | オプション別売り |
スタンダードペーパーレス | 19,800円 | 製本なし | |
スタンダード冊子付 | 24,800円 | QAチケット別売り | |
コンプリート | 24,800円 | 製本なし | |
コンプリート冊子付 | 29,800円 | 製本、QAチケットあり | |
アガルート | ライト | 54,780円 | 合格お祝い金 |
フル | 107,800円 | 合格お祝い金 | |
フォーサイト | バリュー1 | 59,800円 | 質問10 |
バリュー2 | 64,800円 | 質問15 | |
バリュー3 | 69,800円 | 質問20、不合格返金保証 | |
クレアール | バリュー | 27,800円 | 製本なし、質問15 |
パーフェクト | 59,800円 | 製本あり、質問無制限 | |
ユーキャン | → | 63,000円 |
※価格は2025年8月時点の参考値です。申込前に公式サイトをご確認ください。
📖安い宅建通信講座のサポート・教材の違いを比較表で
講座名 | 教材形式 | 質問サポート | 特徴的なポイント |
---|---|---|---|
スタディング | フルカラーWEBテキスト・短い動画 | 別途購入 | とにかく安い・スマホで完結 |
アガルート | フルカラーWEB・紙テキスト・15分動画 | あり | 合格で全額返金・カリキュラムが細かい |
フォーサイト | フルカラーWEB・紙テキスト+15分動画 | あり | 教材・映像品質が高、バーチャル講師 |
クレアール | WEB・紙テキスト+長尺動画 | あり | 過去問重視・要点絞り込み型 |
ユーキャン | フルカラーWEB・紙テキスト+5分動画 | 添削・質問対応あり | サポートが丁寧・紙ベースに強い安心感 |
それぞれ教材のタイプやサポート体制が異なるため、自分の学習スタイルに合ったものを選ぶのがポイントです。
コスパ重視ならどれを選ぶべき?
「安い×合格を目指せる」という意味でのコスパ重視講座を、タイプ別にまとめると、以下のようになります。
タイプ | おすすめ講座 | 理由 |
---|---|---|
最安で始めたい人 | →スタディング | とにかく費用を抑えたい/スマホで手軽に学びたい人に最適 |
→アガルート | 本気で合格すれば返金+特典/モチベーション維持しやすい | |
映像・教材の質を重視しつつ費用も抑えたい人 | →フォーサイト | 高品質な講義+割引キャンペーンで費用対効果が高い |
時期を選んで割安で受講したい人 | →クレアール | 製本なしで3万円未満まで下がる+質問対応も含まれる |
紙教材とサポートを重視したい人 | →ユーキャン | 高めの価格だが、手厚いサポートで初学者には安心感あり |
どの講座も一長一短があるため、「価格だけでなく、自分が続けられるスタイルかどうか」も大事な判断材料です。
安いだけで選んで後悔しない?注意点と選び方
「とにかく安い講座を選びたい」という気持ちはよくわかりますが、価格だけで選ぶと後悔するケースも少なくありません。
とくに宅建のように法律用語が多く、独学だとつまずきやすい資格試験では、サポートや教材の質も重要なポイントです。
ここでは、後悔しないために確認すべきポイントを3つご紹介します。
安くてもサポートが手薄なら挫折しやすい
費用が安い講座には、質問対応がなかったり、サポートが最小限に抑えられている場合があります。
疑問が解消できないと、挫折のやつが向こうからやってきます笑
私は独学だったのであやうく挫折しそうになりました。
このようなリスクがあるため、特に初学者や独学に不安がある方は注意が必要です。
たとえばスタディングは非常に安価ですが、質問対応がないため、「一人で黙々と進められる人向け」といえます。(オプションで別途質問券を1回1500円で購入可。この価格はかなり妥当です。)
反対に、アガルートやフォーサイトは、質問制度やサポートが整っており、困ったときにも安心です。
合格実績・教材の質も確認しよう
安い講座の中にも、合格率が高かったり、教材の質が高い講座もあります。
しかし中には、「動画の内容が古い」「白黒のテキストで見づらい」といった低品質なケースも。
- 合格実績や合格者インタビューの有無
- テキストがフルカラー or 白黒
- 講義動画のわかりやすさ、スライド構成、重要な点が明示されているか
- 「安くても、使える教材か?」は合格への分かれ道になります。
- 実際のサンプルテキストやサンプル講義が公開されている講座をチェックするのがおすすめです。
あなたに合った学習スタイルを考える
講座選びで最も重要なのは、「自分が継続できる学習スタイルかどうか」です。
🚃通勤中やスキマ時間にスマホで勉強したい → スタディング
📖紙のテキストでじっくり読みたい → フォーサイト、ユーキャン
🎧️サポートを受けながら計画的に進めたい → アガルート、クレアール
価格よりも、自分の生活スタイル・性格・学習傾向を見極めることで、「安くてもしっかり合格できる」講座選びができます。
安い講座=悪い講座、というわけではありません。
ただし「安さ」だけを重視すると、自分には合わない講座を選んでしまい、結果的に時間もお金も無駄になる可能性があります。
次のセクションでは、費用をさらに安くする方法や割引制度について解説していきます。
講座費用をさらに安くするワザ・割引制度
宅建の通信講座は、定価だけを見ると高く感じることもありますが、実はさまざまな割引制度や支援制度を活用すれば、さらに費用を抑えることが可能です。
ここでは、知っておくだけで得する「安く受講するための方法」を紹介します。
期間限定キャンペーンや早割を活用しよう
多くの通信講座では、季節や申込時期に応じて割引キャンペーンを実施しています。
- フォーサイト:早割キャンペーンで最大20%オフ
- クレアール:期間限定で半額以下になることも
- アガルート:早期申込特典(模試無料・特典講座付き)あり
とくに春先〜夏にかけての申込は割引率が高くなる傾向があります。
講座選びが固まったら、キャンペーンを見逃さずに公式サイトをチェックしましょう。
教育訓練給付制度を利用できる場合も
一定の条件を満たせば、厚生労働省の教育訓練給付制度を利用して、講座費用の最大20%(上限10万円)が返金されることがあります。
✔ フォーサイト:バリュー1,2,3
✔ クレアール:パーフェクトコース
✔ ユーキャン
利用には条件がありますが、対象者であれば大きな節約になります。
申し込み前に講座公式サイトでの対象確認をおすすめします。
→スタディング、アガルート
クーポン・お祝い金・返金保証など
講座によっては、公式LINE登録・メルマガ登録でのクーポン配布や、紹介による割引がある場合もあります。タイミングよくキャンペーンを開催してたら乗ってみるのもよいかと思います。
あとはお祝い金、返金保証については以下のようになっています。
クレアール:合格で3000円/8000円のお祝い金あり
スタディング:合格でアマギフ3000円のお祝いあり
フォーサイト:不合格時全額返金(模試で一定の成績を収めた人等の条件あり)
うまく活用することで、実質的な負担をさらに下げることが可能ですね。
ま、フォーサイトの不合格時返金ってのは不合格なわけなので、心苦しいけど。。
最安の宅建通信講座活用は「スタディング」
ここまで、宅建通信講座を「価格」「サポート」「教材の質」などから比較してきましたが、もっともコスパが高い学習スタイルは・・・
💡「スタディング(安価な通信講座)」+「都度質問チケット購入」+「無料の補助教材」活用
という組み合わせです。
スタディングはとにかく安く、スマホでのインプットに最適ですからね。
ただし「問題演習の量が物足りない」「疑問の解消をしたいのに質問ができない」といった弱点もあります。
疑問の解消はスタディングの質問チケット(1回1500円)を都度購入して対応すればよいと思います。
おそらく期間中を通してテキストやWEB検索で疑問解消できないケースが5~10回ぐらい発生すると思いますので、そんな折に活用するとよいです。
また活用したいのが、無料の便利学習サイトやYouTubeチャンネルですね。
無料便利サイト一覧
以下は、スタディングの弱点を補い、学習を補助・強化してくれる無料の学習リソースです。
ひとまず全ブクマしておくとよいです。
こちらも過去問が年度別、項目別で掲載されています。特に解説が図入りでわかりやすいので過去問の解法で困ったらこちらのサイトを訪れてみるとよいです。
宅建業法・建築基準法など、原典に触れるならここです。
正確な表現をチェックしたいときに便利ですし、曖昧な知識を固めたい中上級者向けといえます。
また市販や通信のテキストよりさらに細かい部分が気になったときもegovを見るとよいです。
宅建業法施行規則、宅建業法施行令もあわせてe-govのサイトにあります。
他の法律について探すときは、Google検索で「◯◯◯法」や「e-gov」をつけて検索すると出てきます。
通信・通学講座を提供しているLECですが、年1回だけ宅建の公開無料模試を開催してくれています。
私もやらせてもらいました。
本試験レベル同等の内容なので腕試しにちょうどよいです。会場受講もありますがWEBで受けられるので、試験当日を想定して時間配分を気にしながら受けてみましょう。
📌 「とにかく費用を抑えたいけど、合格も狙いたい」
そんな方は、スタディング+無料ツールという組み合わせをぜひ検討してみてください。