私自身は学校の送り迎えをしつつ、献立を考えたり、買い物に行ったり、食事を作ったり、お風呂に入れたりの主夫なのですが😂

主夫じゃなく「主婦×宅建」はとても相性がいいと感じています。ま、主夫でも同じだけど。

国家資格でありながら、独学でも通信講座でも合格を目指しやすいのがメリットかなと思います。不動産業界では就職・転職・パート勤務でも強みになるでしょう。

この記事では

  • 主婦×宅建士のおすすめポイント
  • 宅建士を目指そうかなと思っている方のためのアドバイス
  • 主婦と両立しての宅建士としての働き方
  • 主婦におすすめの通信講座

までをわかりやすく整理しました。
「家事・育児と両立しながら資格を取りたい」「宅建を活かして働きたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

主婦が宅建を目指したほうがいい理由

宅建(宅地建物取引士)は、子育てや家事と両立しながら資格取得を目指す主婦にとって、現実的かつ将来性のある国家資格です。

私自身もスキルのセーフティネットと考えて宅建を取りました。ここでは、主婦が宅建を目指したほうがいい主な理由を整理してみましょう。

家庭と両立しやすい国家資格

宅建は、医療系や士業系の資格と比べて学習時間が比較的コンパクト(約300〜400時間)で済みます。

1日1〜2時間の勉強を積み重ねれば半年〜1年で合格を狙えるため、家事・育児で忙しい主婦でも無理なく取り組めます。

また、通信講座やスマホアプリを利用すれば、子どものお昼寝中や家事の合間などスキマ時間を使った学習もできるし、家庭との両立をしやすい資格だと思います。

再就職・パート・在宅ワークに強い

不動産業界では、契約業務に宅建士の配置が必須とされています。そのため、宅建士を持っている人材は常に求められており、パート・派遣・時短勤務でも歓迎されやすいのが特徴です。

さらに、近年はオンラインでできる不動産関連の在宅業務やサポート業務も増えており、宅建資格を持つことで柔軟な働き方が選びやすくなっています。

50代からでも挑戦できる

宅建は「年齢制限のない国家資格」です。実際に、50代・60代から学習を始めて合格するケースも珍しくありません。私の就職先では70代で宅建を取ったおばあさんがバリバリ働いています😊

資格取得後は不動産会社での勤務だけでなく、自宅や家族の不動産取引に役立てることも可能。

「子育てが落ち着いた今から資格に挑戦したい」という主婦にとっても、宅建は十分に価値ある選択肢となります。

1日の時間の使い方、勉強時間の確保

子供の有り無し、年齢、自分の仕事によって1日の時間の使い方は様々ですが、私の場合はこんな感じでした。

6:00 勉強、朝食と弁当の準備
7:00 朝食~学校へ
8:00 勉強、洗濯
9:00 仕事
12:00 昼食
16:00 仕事終わり、学童迎え、スーパー買い出し
17:00 夕食つくり
18:00 夕飯
19:00 食器洗い
20:00 お風呂
21:00 寝かしつけ
23:00 ~勉強

子供が小1だったのでわりと勉強の時間を確保できたように思います。子供が保育園とか幼稚園に行ってた時期や、それより前だったらまた時間配分が難しかったんじゃないかなと思います。

主婦が宅建を取得するメリット

宅建資格を取得すると、家庭と両立しながら働きたい主婦にとって大きなメリットがあります。
単なる「資格を持っている」というだけでなく、就職・収入・生活の安心感につながる点が魅力です。

不動産業界への就職・再就職で有利

宅建士は、不動産会社で契約業務を行う際に必ず必要となる国家資格ですし、社員5人あたり1人は宅建士が居ないとダメというルールがある(いないと2週間居ないに補充しないと営業できない)ので、宅建士は何人だっていてくれたほうが助かるのです。

そのため、不動産業界では「宅建士資格を持っている=即戦力」と評価されたり、あるいは規定数の宅建士が居ない場合は未経験やブランクがあっても採用されやすい傾向にあります。

パートや時短勤務でも資格手当が期待できる

宅建士は、事務だと1100円~1500円ぐらいの時給が出ますし、都内だと時給2000円もありえる話です。

また、正社員だけでなくパート勤務でも資格手当が支給されるケースが多いのが特徴です。

手当の相場は月1〜2万円ほどで、時短勤務であっても収入を底上げできる可能性があります。

自宅や家族の不動産取引にも役立つ

宅建士の知識は仕事だけでなく、自分や家族の不動産売買・賃貸契約でも役立ちます。

不動産取引は専門用語が多く、消費者側が不利になりやすい分野ですが、宅建の知識があれば安心して判断が可能。

主婦に合った宅建の勉強方法


主婦が宅建合格を目指す際には、限られた時間の中で効率的に学習を進めることがポイントです。ここでは「独学」「通信講座」、そして「家事・育児と両立するための工夫」について整理します。

独学で学ぶ場合のメリット・デメリット

独学のメリットは、費用を抑えられることです。市販テキストや過去問題集を使えば、数千円〜1万円程度で学習を始められます。

一方でデメリットは、学習計画をすべて自分で立てなければならないことと、疑問点を解決できる環境がないため、挫折しやすい点です。

通信講座を使う場合のメリット(効率・サポート)

通信講座は、主婦にとって効率的に勉強を進められる選択肢の1つだと思います。

  • 学習スケジュールが自動的に組まれる
  • わかりやすい講義動画で理解がスムーズ
  • 質問サポートがあるのでつまずきにくい
  • スマホで学習でき、家事の合間や移動中にも取り組める

費用は独学より高くなりますが、年間で10万円しないぐらいです。時間の節約と合格率の高さを考えると投資価値があるといえます。

家事・育児と両立するための勉強時間の工夫

宅建の合格に必要な勉強時間は300〜400時間。半年〜1年かければ、1日1〜2時間の積み重ねで十分に到達できます。

主婦が勉強時間を確保する工夫としては

  • 子どもの就寝後に集中して学習
  • 朝の家事前に30分だけテキストを読む
  • 電車移動中はスマホで動画学習や過去問演習
  • 料理や掃除中はYoutubeで語呂合わせ曲を聞く

「短時間でも毎日継続する」ことが合格への近道です。逆に、毎日少しもやらないと、その分記憶から落ちていくので、記憶を維持するためにもわかってる部分でもいいからもう1度インプットし続けることが大事です。

子どもの年齢別の課題と宅建学習の方法

お子さんの年齢ごとに学習スタイルは変わってくると思いますが、共通するのは 「スキマ時間の活用」「無理なく続ける習慣化」 です。

子どもが赤ちゃんの時期(0歳〜1歳)

夜泣きや授乳で生活リズムが不規則 → 学習時間が安定しない
長時間机に向かえない → 短時間集中が必須

精神的にも体力的にも余裕が少ないので、正直いえばこの年齢のときに宅建に挑むのは難しいんじゃないかと思えてきます。パートナーの理解と協力も必要になると思う。

一応工夫案を挙げるなら、

・スマホで動画講義・音声学習(抱っこ中や授乳中でも)
・1日30分でも積み上げる「スキマ学習」に徹する

ってことぐらいかなぁ。

子どもが3歳前後

この時期は、
😱イヤイヤ期で予測不能 → 勉強が中断されやすい
⏰️外遊びや付き合いが増える → 昼間のまとまった勉強時間は取りにくい
ってことが起こり得るので、

朝や夜の「子どもが寝ている時間」を学習タイムに固定したり、家事と勉強をセット化(例:洗濯機を回している間に過去問、聞くだけ学習)するなどの工夫が必要になると思います。

子どもが保育園・幼稚園児

この時期は、

⏰️送り迎えがあるため、スケジュールが細切れになりやすい
😷行事や病気で突然予定が崩れる

なんてことが予想されます。

保育園/幼稚園に行っている午前中を「集中インプット」時間にするとよいでしょう。

子どもが小学生

子供が小学生になってしまえば、学校行事や宿題サポートなどで取られる時間はあるものの、まとまった時間は取りやすくなります。子どもの毎日のルーティンが習慣化してくるので、学習の習慣化も可能です。

休日は家族時間を優先しつつ、早朝学習を習慣化するなど自分なりの工夫もできるでしょう。

主婦ならではの課題と思われる点

主婦が宅建学習するときの課題点として次のことがよく挙がりますが

❌️家事が忙しい
❌️ママ友タイム
❌️子供が急な発熱、風邪で病院に行く必要がある

正直いえば、これは勉強する上では特に課題にならないと思います。

「家事が忙しい」は勘違い。やることは毎日同じ繰り返しなので別に忙しくないですよね。掃除は2週間に1回未満にしたし😂

個人的に一番大変だったのは、家族の食の好みやアレルギーを考慮して献立を考える事ぐらい。

あとは睡眠時間を削って時間をつっこむだけ。要らないのは友達との時間とか、ご褒美タイムとか、飲み会とか、そういうのは全て削ればOKです

主夫やりながら仕事やりながらでも宅建学習には支障がなかったし、記憶力が悪い自分でも1年間勉強したら受かったので、みんなもきっと大丈夫ですよ🦾

主婦におすすめの宅建通信講座

通信講座といっても特徴はさまざまです。ここでは、主婦が宅建を目指すうえで重視したい 「スキマ時間対応」「サポート体制」「コスパ」 の3つの観点からおすすめ講座を紹介します。

スキマ時間で学べるスマホ対応講座

子育てや家事で机に向かう時間が限られる主婦にとって、スマホ学習のしやすさは重要です。

スタディング
完全スマホ対応、講義動画も問題演習もアプリで完結。家事の合間や外出先でも勉強できる。
フォーサイト
アプリで倍速再生・ダウンロード学習が可能。隙間時間の効率学習に強い。

👉 「まとまった時間がとれない」という悩みを持つ人に最適。

添削・質問サポートが手厚い講座

一人で勉強していると疑問点が解決できずに挫折しがち。サポート体制が整っている講座なら安心です。

クレアール
無制限の質問対応、合格お祝い金、頻出問題にフォーカスした学習法
アガルート
講師に直接質問でき、フォロー制度も豊富。合格特典(返金制度・お祝い金)もありモチベ維持に効果的。

👉 「自分だけで進めるのは不安」という人向け。

費用を抑えたい主婦向けコスパ講座

資格取得にかけられる予算は限られているケースも多いです。安くても効率的に学べる講座を選びたい人も少なくありません。

クレアール
「非常識合格法」で有名。出題範囲を絞り込み、低価格で効率的に学べる。
スタディング
業界ではかなり安く受講可能、安くてもWEBテキストと動画講義、過去問に模試と一通り揃ってる

👉 「コスト重視で効率的に学びたい」人におすすめ。

費用感まとめ

比較項目 スタディング フォーサイト アガルート LEC クレアール
価格 1.5万円〜2.5万円 6〜8万円 5~13万 7.8万~20万 約3〜7万円

主婦が宅建資格を活かして転職・再就職する方法

宅建資格は「取ること」がゴールではなく、その後の就職・再就職でどう活かすかが大切です。また子供が手がかからなくなった頃にもう1度働こうと思った時でも活用できるのがいいですね。

主婦にとって宅建士は、家庭と両立しながら働きやすい資格のひとつ。ここでは具体的な活かし方を整理します。

宅建士資格を歓迎する求人の探し方

不動産業界では、契約業務に必ず宅建士を配置する必要があります。そのため、求人票に「宅建士歓迎」「資格手当あり」と記載されているケースが多く見られます。

求人サイトや転職エージェントを利用すれば、宅建士資格を条件とした求人を絞り込めるので効率的です。特に主婦やブランクあり、資格持ち未経験可という案件も見られるので希望をもって。

主婦に人気の働き方(パート・時短勤務・派遣など)

宅建士資格を持っていると、フルタイム勤務だけでなく柔軟な働き方を選べます。

  • 不動産会社でのパート勤務(契約補助や事務が中心)
  • 時短勤務で家庭と両立
  • 派遣社員として週3〜4日だけ働く
  • 営業に興味があれば、宅建士&営業職なら多くの会社が大歓迎

ちなみに私が働いてる不動産屋では、

⏰️平日8:30~13:00勤務
💰️週2日だけのアルバイト
🌤️9:00~16:00勤務
✒フリーランスで契約の日だけ

といった働き方で来てる人もいます。大手不動産屋じゃなく地場の柔軟な不動産屋だといろんな働き方の可能性があるのかなと思いました。

正社員をめざす転職サイト・転職エージェントの活用法

「宅建を取ったけれど、正社員を目指すにはどうしたら…」という人には、転職サイトやエージェントの利用がおすすめです。

☑求人数が多く、宅建士を活かした求人に出会いやすい
☑家事・育児と両立できる働き方を相談できる
☑非公開求人や資格手当付きの案件を紹介してもらえる

特にエージェントを活用すれば、ブランクがあっても「宅建士資格」という強みをアピールできるよう、履歴書や面接対策のサポートも受けられます。

ただ個人的な感触では40代になってくると正社員は難しいと言われたことがあるので、そこはエージェントごとに確認したいですね。今後人材不足なので40代でもOKという会社も増えてきそうですが。