戸建を購入し、リフォームを行いました。幸運なことに大工さんが見つかり一緒に作業をさせてもらうことになりまして。DIYをしながら大工さんに細かいお願いをしながらの楽しい2ヶ月間でした。
そおれでやっとリフォームが完了しましたので、リフォームの内容と使った工具、道具、費用感をメモを残しておこうと思いました。誰かの参考になれば幸いです。
1階LDKのリフォーム
1階のLDKは一番目に着く場所だと思うので、できるだけ綺麗にしたかった。
インスペクターによると南側に6/1000傾いているという話だったので、傾きの是正もしたいと思っていました。
大工さんにお願いしたところ、傾きではなくて床のベニヤ板が湿気て割れてフカフカ、ブカブカしてるのも原因ではないかとの話。
LDKのフローリングを全部外しての傾き是正は非常にお金がかかるので、フカフカしてる部分のみカットして新しく買ってきたコンパネ板をはめて補強。踏んでもフカフカしなくなるようにしてもらった。
それから沈んでる部分には「アースシール」といって流動性のモルタルみたいなものを流し込んで水平になるようにしてもらいました。アースシールは固まってからサンダーで平らにしました。
そこへフロアタイル。ホームベスタのVH3011。
これがジョイフル本田で24枚入りが7392円で売ってた。でもDIYショップだと24枚で6556円と安い。
DIY SHOP
床下収納の部分もこのフロアタイルを貼り付け。逆チリになっちゃうと引っかかるので大工さんによるとちょっと大変だったようです。
もともとの壁紙ははがして新しい壁紙を貼ってもらいました。
1階のLDK部分はこれで全体的に白く明るくなってイイ感じです。
キッチンの修理と水栓取替え
キッチンは古いのが見てわかります。これは30万円ぐらいで取り換えられるしキッチンの新しさは入居者へいいアピールになるので新しくしてもよいのですが、表面を張り替えて掃除するのみとしました。
まずキッチンパネルを貼り付け。
アイカセラールHC 3x4 FAKA75ZMNHCはカインズホームで取り置きしてもらって資材館に行って買ってきました。
セメダイン8060プロシリコーンシーラントと、両面テープで貼り付け。全部大工さんにやってもらっています。
キッチンの収納の表層は、「サンゲツリアテックのカッティングシート」、こっちはDIYで自分でやりました。
メートルあたり2670円。
DIY SHOP
それからカッティングシート用の下地調整材(プライマー)
これでも良かったけど、
DIY SHOP
結局ホームセンターで見つけたこれ。
開け方がわからなくて苦戦。手に付着するとよくないと書かれていたので慎重に。
まずはキッチン扉の表面を洗剤でごしごし
とってを外しました。
カッティングシートは模様の流れがあるので、全部同じ流れにしないといけないから、向きは気にしました。
カットして
貼り付け
ハケで伸ばして
キワは抑えて、カッター
一枚完成。
これを全部やりました。
かなり綺麗になりましたね。
このあと湯沸かし器と水栓レバーを外して、浴室のリフォームの時に新しい給湯器を設置したおかげで、そこで沸かしたお湯をキッチンまで持ってくる事ができました。また水栓レバーを取り替えてもらいました。
2階和室を洋室化
3LDKの家ですが2階の和室はDIYで全て自分で洋室化をやってみようと思いました。
手順がわからなかったので、まずは天井を白ペンキで塗り、木部をすべて白で塗ることにしました。
こういう天井は色が載りにくく塗るのが大変なんだそうです。技術があればクロス貼りで済ませたいところでした。
サッシとかは養生をして。
アサヒペンの水性塗料(室内用)
これをマイナスドライバーで開けて。天井や木部を塗りました。
1回塗り完了。1回塗っただけだと黒い部分がみえちゃいますね。あと2~3回塗らないといけないかも。3度塗りでようやくここまで白くなった。
次は砂壁には穴やこぼれがあるので、パテ埋めしてヤスリ。これはあまりやらなくてもよかったかも。
次は砂壁の劣化が凄い状態なので、砂壁おさえを使って、ポロポロ落ちないようにしました。
アサヒペンの砂壁おさえ。
これをローラーで塗ると糊みたいになってて固まります。砂壁がつくからこんな状態に。これでええんか?
初めての壁紙貼り!
よくわからないので、生のり付の壁紙を購入。
石目調な壁紙を選択。
6畳の部屋だと30メートルぐらい必要かな。
あと壁紙貼るセット。
床にブルーシートを置いて、壁紙を必要なだけカット。それをはじっこをたたんで、糊側が重なるように折りたたむ。
それを持って
マニュアル通りにやっても、これが難しい。うまくいかない(´・ω・`)心おれそう。
定規を置いてカッターでカットするんだけど、どっちがわに刃を向けてよいかわからない。たぶん定規と並行になるようにして縦の柱にむかって切るのが正解なんだろうな。
はったあとの雑感。これでもちゃんとやったと思うんだけど。うまくいかない。でもこの程度ならあとでコーキング剤を塗るから大丈夫。
壁紙と壁紙のつぎめはローラーで。これもうまくいかなくてイライラしてくる(# ゚Д゚)
あーもう!!
ジョイントコークAで流して、指でスーとやれば隙間が埋まる。
モノタロウ
これでいい感じ。
あと、みんな大好き、IKEAの照明。
いよいよ、畳をはがしてフローリングを作ります。
畳が邪魔で置き場がないので丸ノコでカット。
某有名DIY大家さんによると、畳は2階の窓から下におとしてしまえ的なことを言ってたけど、重いし、下は屋根なので、カットしてごみ収集屋さんに持って行ってもらうことにしました。
畳を丸のこでカットするとえらい埃がでるので、吸い込むと気をつけなくては。
こんなマスク買いました。これ便利、まじで吸い込まない。
さて、畳をはいで、その上に垂木をおいて。
これがうまくいかねえんだ。垂木が乾燥で曲がってて、ピタリとあわねぇ。
垂木が浮いて隙間が。ツライ。
なんとか垂木を組んで
墨打ちは初めてやったけど、なかなかちゃんと線が引ける。これは便利。
コンクリートパネルを上に載せた。あみだくじになるように配置すると強度がアップするそうな。
コンクリートパネルはWEBサイトでも購入できるけど送料がめちゃくちゃ高い。だから近所のホームセンターで発注して持ってきてもらうのが一番安い事がわかった。
しかしこの組み方が失敗しますた。なんとこの家の畳って180㎝x90㎝じゃないの。すこし小さいんだよ。畳の大きさにあわせて垂木を置いたんだけど、それだとコンパネの方が大きいからビスを撃つ場所がうまくあわなくてやり直しすること数回。
しかも今回垂木は45mm x 45mmを買ったんだけど、これが高すぎた。45mmの垂木に12mmコンパネを乗せたら合計57mm。これだと畳より背が高くなってしまう。垂木は40mmとか35mmとか背の低いのを買うべきだった。
それにあわせてビス(コーススレッド)も高さをあわせて買わないといけない。
45mmの垂木にコーススレッドを打つなら+20mmして、65mmのビスが必要。
12mmのコンパネをビス打ちするなら+20mmして、32mmのビスが必要。
コンパネの上にはタイルカーペットを敷くことにしました。
タイルカーペットはニトリで売ってた。50cm x 50cmのやつ。
貼って剥がせるように糊はピールアップボンドを購入。
モノタロウ
コンパネに糊をぬって。
少しずつタイルカーペットを敷き詰めていきます。
タイルカーペットをカットするのマジで難しい。これ上側がふわふわの繊維だから上手くカットできない。よって敷き詰めもうまくいかなくて隙間ができたりする。
この1cmの隙間どうすんじゃ。
入口の襖は新しい洋風ふすまを購入。
最終的にこうなりました。
玄関のインターホン取り換え
Panasonic VL-SGD10Lというワイヤレスインターホンに取り換え。
15800円。
BIC CAMERA
取り付けは素人でも簡単にできた。
既存のインターホンとサイズ感がバッチリなので、充電式電池を入れてパコっとはめるだけ。電源を取らなくても大丈夫。
モニタの方はコンセントにさしてつかうけど、持ち運びもできる。
表札はハンマーでたたけば取れる
1階和室を洋室化
1階の和室を洋室化する作業はほとんど大工さんにお願いしていたので、写真があまりありません。
畳をはがして、垂木を組んで、厚さ12mmのコンクリートパネルをビス打ち。
砂壁は大工さん手法だと、石膏ボードにボンドをつけて、タッカーでバシバシやったみたい。
石膏ボードの隙間はパテで穴埋め、そこへ壁紙を貼って完成。
壁紙の糊アミノールと、パテはこちら。
アミノール
モノタロウ
極東産機株式会社の下塗り専用パテHiレベル100
モノタロウ
和室の木部、天井は自分がDIYで白塗り。3度塗りしないと白くならない。
そんなわけで和室はこんな風に完成しました。出入口ドアと洋風の襖は購入。
洋風の出入り口ドアはここで。ドア2面なので26000円×2で、52000円結構する。
楽天
襖のリフォームは失敗
襖はふすま紙を上から貼ろうとしたんだけどこれは難しい。
まず糊は澱粉糊を使用。なめらかじゃなくてつぶつぶがあるから隙間が出来ちゃう。
しかも紙がしわしわになっちゃって。この時点で襖の修理はあきらめて新しいのを買うことに。結構高かったよ。
壁紙ふすまはここで。30500円×2=61000円。
楽天
2階洋室のリフォーム
2階の床も沈んでるので、アースシールでレベリングを取って、サンダーしてから、その上にいつものフロアタイル。壁紙の新調。
この洋ダンスは扉をパコっと外して、ロールスクリーンを設置。
ロールスクリーンはここでおしゃれなのを購入。
楽天
上の扉には3Mダイノックフィルムを貼り付け。
カッティング用シート 3Mダイノックフィルム ソリッドカラー PS959
DIY SHOP
に、プライマーを塗り付けて、その上からシートを貼り付けました。
下の扉もダイノックフィルムを貼り付け。その前にもともとの薄いのをはがしてるシーン。これが大変だった。
2階の洋室はこうなりました。
バランス釜をユニットバスへ工事
もともとのお風呂がこんな感じ。バランス釜。これは全部リフォーム屋さんにお願いしました。
解体、ユニットバスを設置。75万円ぐらい。給湯器設置は17万円。追い炊きもできるし、キッチンにも管をとおしてお湯が出るようになりました(9万円)。嬉しい。これでも3社見積もりして一番安い方でした。
こうなりました。
シロアリ被害発覚
なんとお風呂の解体中に、シロアリ被害にあってたことが発覚しました。愕然とするワイ。
既にアリさんは引っ越し済でここには居ない様子ですが。大事をとって急遽シロアリの防除処理をお願いすることに。
1坪6000円、家全体で9万円かかりました。これで5年間シロアリ保障つき。
しかし後から後から大変なものが湧いて出てきますねぇ。
洗濯機置き場、洗面台を取り換え
これが、こうなりました。
床面積が狭いので、思い切って洗面台は小さいやつにしました。
LIXILのFTV1N-504/MFK-501Sというやつで横50㎝奥行40㎝。36000円。
おかげで洗濯パンを置くことが出来ました。室内のリフォーム(壁紙貼りや、床貼り)も行って最終的にはこんな素敵な感じに。
濡れ縁の撤去と基礎の補強
濡れ縁が2つあるんだけど、どっちもボロボロ。そしてその下には後から発覚した基礎の大きなクラックが(涙
しかも雨戸のレールが腐りかけて落ちてて、雨戸が閉まらなかったり、ハズレて倒れそうになっていました。こんな状態で入居者が使ったら最悪怪我をして損害賠償を請求されかねません。安全第一でリスクがあるところを優先で修理。
まず、基礎のクラックにはプライマーを塗って、セメダインポリコークを注入!
セメダインポリコークはすぐ乾くので厚めにぬって、均しておくとよいです。
基礎のクラックの何が問題かというと、水が中にはいって中の金属が爆裂して基礎がぶっ壊れることなのですが、そこまで行くのにどれぐらい時間がかかるかわかりません。そこまで気にしなくていいのかもしれませんが、この際しっかり補修を。
雨戸のレールがボロボロで落ちてるので、垂木を抱かせてビス打ち固定、サンダーをかけて、ジャッキで固定。
本来大工さんの職域じゃないんだけど、多能工のプロなので、なんと左官屋さんのごとく基礎の補強までしてもらいました。
セメントと砂利を混ぜてコンクリートを流し込み。
乾いたらこんな感じに。ここからモルタルを塗って表面を研磨して綺麗にしていきます。
なんと、完成した写真を撮り忘れ。
電気コンセントの取り換え
古いタイプの電気スイッチはパナソニックのスイッチに取り換えてもらいました。
クリーニング
最終的にお部屋全体をクリーニングしてもらいました。フローリングに糊がついてたり、ペンキのとびちりがあったり、フロアタイルはワックスがけをしてもらって、ピカピカになりました。