不動産屋から、物件の内見(見学)にきてくれたお客様へお礼のメールを送る時の、文例を作ってみました。何パターンかありますので参考になれば幸いです。コピーして使っていただいて構いません。

内見のお礼と次のステップのメール例文

先日は[物件名][◯◯万円]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。お時間を割いていただき、心より感謝申し上げます。

内見後、ご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にお知らせください。

購入の意欲がおありでしたら次のステップとして買付申込書/購入証明書の提出をしていただければと思います。弊社より売主様に提出させていただきます。

また、他のご興味のある物件について、必要であれば詳細なご説明やご提案をさせていただければと思います。

引き続きお手伝いさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。

内見のお礼と物件フィードバックのお願いメールの例文

先日は[物件名][◯◯万円]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。

内見された物件についてのご感想や、ご意見をお聞かせいただけますでしょうか?お客様のフィードバックは、今後のご提案に大変参考になります。

また、他にもご興味のある物件がございましたら、ぜひお知らせください。引き続きお客様に最適な物件をご案内させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

内見のお礼と他の物件のご提案のメール例文

先日は[物件名][◯◯万円]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。お時間をいただき、重ねてお礼申し上げます。

内見された物件はいかがでしたでしょうか?もしご希望に沿わない点があれば、お知らせいただければ幸いです。お客様のご希望により近い物件を新たにご提案させていただきますので、引き続きご相談いただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

物件が気に入った場合のメール例文

先日は[物件名]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。物件を気に入っていただけたとのこと、大変嬉しく思います。

次のステップとして、具体的な購入手続きや、詳細な条件についてご相談させていただければと思います。ご来店のご都合の良い日時をお知らせいただければ、改めてお打ち合わせの時間を設定いたします。

何かご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。引き続きお手伝いさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

内見のお礼と値下げ交渉のメール例文

先日は[物件名][◯◯万円]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。物件の値下げ交渉についてご相談いただきました件ですが、

まずは「いくらで買いたい」「いくらなら買う」という意思を表示するために、内見のときに手渡しした、買付申込書を書いて弊社にご提出をお願いいたします。

その書類を持って売主様に確認させていただく、という流れになります。

交渉の結果については、改めてご連絡いたしますので、少々お待ちいただきたく思います。また他にご要望がございましたら、お知らせください。

どうぞよろしくお願いいたします。

内見のお礼と物件購入の流れを説明するメール例文

先日は[物件名][◯◯万円]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。

現地でもお伝えしましたが、物件購入の流れについて改めてお伝えいたします。

①購入申込書の提出
購入希望の物件について、購入申込書をご提出いただきます。ローンの事前審査が通っていれば売主様への印象もよりよくなります。

②ローン事前審査
現状でいくらまで融資がもらえそうか、事前審査の申し込みをしていただきます。

③契約条件の調整
売主様と契約条件を調整し、双方合意の上で契約内容を確定します。

④重要事項説明と売買契約の締結
不動産屋から当該物件に関する重要事項を説明いたします。(これは宅建業法に基づく不動産屋に課せられた義務です)
売買契約書に署名・押印を行い、契約を締結します。この際、手付金の支払いが必要です。

⑤ローン審査と手続き
ローンを利用する場合は、金融機関での審査を受け、承認を得ます。

⑥残代金の支払いと物件引き渡し
残代金を支払い、物件の引き渡しを行います。所有権移転登記もこのタイミングで行います。

①~⑥まで早ければ1ヶ月以内に完了します。ローン利用の場合は2ヶ月以上かかる場合があります。

ご不明点や詳細についてご質問がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。引き続きサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

内見のお礼と来店お誘いのメール

本日は[物件名][◯◯万円]の内見にお越しいただき、誠にありがとうございました。

◯◯様の希望に沿う物件でしたでしょうか。

現地でもお伝えしましたが、もし可能でしたら弊社に1度ご来店いただき、希望条件等のヒアリングをさせていただければと思います。

基本的にはスーモやathomeに掲載されている物件がほとんどですが、売主様から預かったばかりの物件など、いわゆる水面下物件もタイミングによってはございます。

レインズと呼ばれる不動産屋だけが見れるスーモのようなシステムがございますので、希望に沿う物件が見つかるかもしれません。

可能なら都合の良い日時をお知らせいただきたく思います。引き続きよろしくお願いいたします。

営業追客のカバーは難しい

基本的には物件の内見だけで終了、というケースは、失敗ではないにしろ次に繋げにくいとされていると思います。(お客さんが物件を気に入った場合は別として)

内見の前あるいは後の段階で、見込み客の希望を把握するために来店を促していることが重要です。

そして店舗でヒアリングシートを使って、次のような内容をヒアリングします。

・名前、連絡先、職業、家族構成
・購入希望時期、予算、ローン利用
・物件種別、間取り、エリア、駐車場
etc

顧客の希望を把握し、内見したい物件以外にも希望にマッチする物件を2,3個ピックアップしておいて、物件内見ツアーを企画すると決定率があがっていきます。

なので、内見だけした後にお礼とフォローのメールを送って次に繋げる、というのはそもそも難しい場合があるようです。